【資産形成】NISAで買うべきおすすめ投資信託は2つだけ|総資産2,000万円超の運用実績から解説

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この記事のロジカル要約

  • 結論: NISAで選ぶべき投資信託は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」または「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の2つだけです。必ず「Slim」がついていることを確認してください。
  • 理由: 低コスト(信託報酬0.05775%以内)と圧倒的な純資産総額を備えており、資本主義全体の成長に乗る合理的な仕組みだからです。
  • 本音: 「みんなが買っているから」という理由だけで選ぶと暴落時に狼狽売りします。選んだ論理を理解していないと継続できません。また、似た名称の無印「eMAXIS」を誤って買うと手数料で大きく損をします。
  • 行動: SBI証券または楽天証券で口座を開設し、名称に「Slim」が含まれるファンドで毎月の自動積立を設定後、日々の値動きを見ずに放置してください。

この記事はこんな人に向いています:
・NISAで具体的にどの商品を買えばいいのか分からず迷っている人
・「オルカン」が良いと聞きつつも、暴落時に耐えられる理由まで深く理解したい人
・似た名前のファンドが多く、誤って手数料の高い商品を買わないか不安な人

目次

はじめに

この記事は、NISAにおけるおすすめ商品について、私自身が実際に数年間積立運用を行った結果をロジカルに整理したものです。表面的なメリットだけでなく、実践者だからこそ分かるリアルなデメリットや誤買付のトラップも明示しています。あなたの意思決定を最適化するための攻略図として活用してください。

【検証環境・前提条件】

  • 期間:数年間の長期積立運用(2026年9月時点の実績)
  • 環境:SBI証券および楽天証券を活用したNISA・特定口座でのインデックス運用
  • 対象:高コストファンド(無印eMAXIS等)、個別株集中投資、バランス型ファンド

【結論】NISAで買うべき投資信託は「オルカン」か「S&P500」の2つ

結論から述べます。NISAで購入すべき投資信託は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」または「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のどちらか1つで十分です。

超低コストで広範囲に分散投資ができるインデックスファンドを選ぶことが、長期的な運用の無駄や手数料による減損を極限まで省き、最も人生の利回りを上げる合理的な選択となります。

【最重要】「eMAXIS」と「eMAXIS Slim」の間違いに注意

商品を検索・購入する際、名称に「Slim」がついているか必ず確認してください。

「eMAXIS」と「eMAXIS Slim」は全く異なる商品シリーズです。対象とする指数が同じであっても、無印の「eMAXIS」は対面窓口等での販売も想定された旧シリーズであり、信託報酬(運用コスト)が数倍から数倍以上高く設定されています。

ファンド名(全世界株式)信託報酬(年率・税込)判定
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)年0.05775%以内選択すべき商品
eMAXIS 全世界株式インデックス(無印)年0.66%程度買付不可(高コスト)

メリット・デメリットの明示

この選択における期待利回りとリスクのデータは以下の通りです。

項目メリットデメリット
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)1本で世界中の約3,000銘柄に分散投資可能。国ごとの比率調整(リバランス)が自動で行われる。米国一国に集中投資するファンドと比較して、短期的なリターンで劣る局面がある。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)米国主要企業500社に集中投資。過去数十年のバックテストで高い成長性を示している。米国一国への投資となるため、米国経済の長期停滞や為替変動の影響を直接受ける。

【理由】なぜオルカンなのかを言葉で説明できる理由

初心者が「SNSでおすすめされていたから」という理由だけでオルカンを買うと、市場が30%〜50%暴落した際に耐えきれず、含み損の状態で売却(狼狽売り)してしまいます。

オルカンをガチ持ち(長期保有)し続けられる論理的な根拠は以下の2点です。

  • 理由1:世界人口の増加と資本主義の継続に対する投資だから
    個別の国や企業は衰退することがあっても、地球全体の人口増加と技術革新が続く限り、人類全体の経済活動(資本主義)は長期的に拡大し続けます。オルカンを買うことは「人類の成長」そのものに賭ける行為です。
  • 理由2:時価総額加重平均による「自動淘汰・自動入れ替え」が機能するから
    現在オルカンの約6割は米国株ですが、仮に将来米国が衰退し別の国(新興国など)が台頭した場合、ファンド内で自動的に構成比率が調整されます。自分で売買を行わずに資産構成の最適化が完了します。

データソース:私自身の運用実績データ

現在、私の投資信託評価額は15,463,386円(評価損益+5,768,451円)、総資産額は21,386,867円となっています。

  • 一次情報(保有ファンド内訳):
    • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)[SBI証券・メイン]:評価額 8,432,866円(評価損益率 +45.39%)
    • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)[SBI証券・サブ]:評価額 3,848,564円(評価損益率 +40.97%)
    • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)[楽天証券]:評価額 3,181,956円(評価損益率 +173.21%)
  • 公的データ・一次情報:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim」公表データ

【本音】忖度なしのリアルと注意点

世間一般では広く推奨されている商品ですが、私自身が実践して得た本音の評価は以下の通りです。

  • 最大の懸念点: 暴落局面では資産が短期間で大幅に減少します。評価額を毎日確認していると精神的なストレスから挫折しやすくなります。
    → 対策:積立設定を完了した後は、証券会社の口座画面にログインしないこと。日常生活に集中し、入金処理のみを自動化することが継続のコツです。
  • こういう人にはおすすめしません: 1〜2年などの短期で資金を増やしたい人、または暴落時の含み損に耐えられない人。短期間での利益獲得や元本確定を求める場合は不適格です。

よくある質問(FAQ)

Q. 新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で買う商品を分けるべきですか?

A. 分ける必要はありません。両枠とも「eMAXIS Slim 全世界株式」で揃えるのが最も合理的です。
理由:枠ごとに商品を変えるメリットはなく、管理の手間が増えるだけだからです。

Q. 「オルカン」と「S&P500」は両方買った方がいいですか?

A. どちらか片方だけで十分です。
理由:オルカンの中身の約6割は米国株で構成されています。両方買うと米国の比率が不必要に高まり、分散効果が薄れるためです。

【行動】今すぐ取るべきアクションプラン

放置することのリスク:
選び方や名前の違いに悩んで行動を先延ばしにすると、複利効果が得られる運用期間が削られ、将来的な資産形成速度において大きな機会損失が発生します。

▼ 今すぐ取れる具体的な行動

  • 今日中にできること: SBI証券または楽天証券で「eMAXIS Slim」と検索し、お気に入り登録や候補の指定を行うこと。
  • 今月中に達成すべきこと: 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の毎月自動積立を設定し、設定後は資産画面の閲覧頻度を減らすこと。

最後にもう一度整理します。NISAでの資産形成は余計な選択肢を排除し、名称に「Slim」がついた「オルカン」を定額で淡々と積み立て続けることが、最も再現性の高い戦略です。

※本記事は個人の検証経験に基づきます。最終的な判断はご自身の論理で行ってください。

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