はじめに
投資やお金の知識を身につけたいけれど、専門書は難しい…そんな悩みを持つ方は多いはずです。
本記事は、「投資やお金の知識をこれから学びたい初心者」や、「金融リスクやお金の怖さを知りたい人」に向けて書いています。
漫画を通して、楽しみながら金融リテラシーを高められる内容を厳選しました。
- 難しい金融用語や仕組みが理解できない → 漫画形式で自然に学べる
- 何から勉強を始めればいいかわからない → 実用性・道徳性で分類し選びやすく
- 金融リスクを実感できない → 借金地獄や詐欺被害をリアルに描く作品で戒めに
- 時間がない → 隙間時間で知識が蓄積できる
本記事では、金融漫画を「実用性部門」と「道徳部門」に分けてご紹介します。
この8作品を読むことで、攻守両面からお金の教養を身につけられます。
目次
1. 実用性部門:知識・スキルが身につく金融漫画
1-1. インベスターZ(著:三田紀房)
投資部に入部した中学生・財前孝史が、株式・不動産・為替など幅広い投資に挑戦します。
実在企業や経済史が絡むため、リアルな背景知識も同時に得られます。
おすすめ理由:投資理論から経済史、有名経営者のエピソードまで幅広くカバー。初心者が金融全体の地図を描くのに最適です。
1-2. マネーの拳(著:三田紀房)
元ボクシングチャンピオンの主人公がITベンチャーを起業し、資金調達やM&Aなど成長の過程を描きます。
起業家目線での挑戦と葛藤が魅力です。
おすすめ理由:企業経営のリアルな資金繰りや成長戦略が学べます。投資家だけでなく経営志望者にも必読。
1-3. バビロン大富豪の教え(漫画版)
世界的ベストセラーの自己啓発書を漫画化。古代バビロニアを舞台に「お金を増やす黄金律」を物語形式で解説します。
おすすめ理由:貯蓄・投資・自己投資の原則をストーリーで理解でき、初心者が最初に読む一冊としても優秀。

2. 道徳部門:お金の怖さ・人間模様から学ぶ漫画
2-1. 闇金ウシジマくん(著:真鍋昌平)
闇金融業者ウシジマと、その借金地獄に陥る人々を生々しく描いた作品。
多重債務、依存症、人生の転落が容赦なく描写されます。
おすすめ理由:借金の怖さ、安易なお金の使い方の危険性を痛感できます。読むだけで浪費癖にブレーキがかかるはず。
2-2. ナニワ金融道(著:青木雄二)
大阪を舞台にした金融業界の人間ドラマ。契約書や保証人制度の裏側、法の抜け穴を利用する手口がリアルに描かれます。
おすすめ理由:法律上の落とし穴や、契約の重みを知ることができます。読み終わる頃には保証人には絶対ならないと誓えるでしょう。
2-3. 銀と金(著:福本伸行)
裏社会の金融・株式・賭博の世界で、主人公が知略と交渉術を駆使してのし上がっていく物語。
おすすめ理由:金と権力、欲望に翻弄される人間心理を深く描いており、金融の裏の顔を知ることができます。
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3. まとめ:漫画は最強の「お金の教科書」
金融漫画は、単なる娯楽作品ではなく、実践的な知識と深い教訓を同時に得られる優れた教材です。
実用性部門で知識を吸収し、投資や経営に活かす。
道徳部門でお金の怖さを知り、リスク管理の意識を持つ。
この2つをバランスよく読むことで、金融リテラシーは格段に向上します。
まずは気になった1冊から手に取り、物語を楽しみながら「お金の教養」を身につけてみてください。

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